先住民テッラ・マードレ2015インド北東部で11月開催予定

28 Aug 2015 | Japanese

先住民テッラ・マードレ2015

インド北東部で11月開催予定 

世界各地からの先住民コミュニティ代表者らが、

シロンでの国際会議で各自の食文化を讃えます 

シロン(インド、メーガーラヤ州)で2015年11月3日〜7日に開催される先住民テッラ・マードレ2015(ITM 2015)は、先住民コミュニティ代表者らを世界中から集めて彼らの食文化を讃えるほか、伝統の知恵と自然資源の持続可能な利用が、いかにしておいしく、きれいで、正しい食のシステムに貢献できるかを議論します。

このイベントはスローフード農生物多様性と食の主権のための先住民パートナーシップIndigenous Partnership)、および北東スローフードと農生物多様性社会NESFAS)の間におけるコラボレーションの成果として実現します。先住民コミュニティの代表者として、カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、ペルー、パラグアイ、ニカラグア、エクアドル、南アフリカ、エジプト、アンゴラ、ボツワナ、ウガンダ、タンザニア、エチオピア、ケニア、マリ、セネガル、モーリタニア、モロッコ、モンゴル、キルギスタン、カンボジア、タジキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニア、フィジー、インドネシア、フィリピン、日本、パプアニューギニア、グアテマラ、タイ、ラオス、マレーシア、中国、ロシア、ウクライナ、ドイツ、ノルウェー、スウェーデン、オランダからの参加が予定されています。彼らは、国際農業開発基金(IFAD)国際連合食糧農業機関(FAO)といった国際機関、およびその他の国際組織、研究団体、科学者、政策立案者など、先住民や、生態系の均衡維持に有意義な先住民による積年の習慣に目を向けようとしているあらゆる人々と交流・協力することになります。

イベントのテーマは“私たちが望む未来: 固有の展望とアクション”。始めの3日間は食の主権持続可能な食糧生産の代替(土着の)モデル伝統知識の重要性、土地権土着言語の多様性農生物多様性の保存、を含む幅広い議題を取り上げるワークショップと全体会議が集中的に行われます。イベントには開催地の地元から41のホスト集落と数多くの食のコミュニティも加わり、社会の弱者層が声をあげられることを狙います。

国際スローフードで先住民案件の顧問、先住民パートナーシップとNESFASでは議長を務めるフラン・ロイ(Phrang Royは次のように述べています「私たちは先住民テッラ・マードレ2015が、参加代表者らにも、開催地の一般市民にとってもかけがえのない機会になると確信しています」。また、次のように付け加えています「イベントには地元の呼び名を持つべきだ、と地元の41のホストコミュニティが提案し、その結果‘International Mei-Ramew 2015’と呼ばれることになりました。‘Mei-Ramew’とは、地元のカシ語で『母なる地球』を意味します。このアイディアは、イベントを先住民による先住民のためのものにするべく、生まれました」。

第一回 先住民テッラ・マードレ2011年スウェーデンのヨックモックに於いて、サーミ族の人々により企画されました。イベントの全てを先住民に捧げたものとしてはスローフード初であり、ここには31ヶ国、70の異なる民族グループ、50の先住民コミュニティから、300名の代表出席者らが集まりました。先住民テッラ・マードレ2015は、前大会以降の進捗状況を確認するため、同様に、先住民に関連する食と農生態案件の前進について考察を行うための重要な機会となります。

250以上の先住民グループの拠点となる北東インドは、生態文化の多様性においては世界でも有数のエリアとされています。始めの3日間の会場には、インドに連邦政府が設立した大学のうちのひとつであるシロンのノース・イースタン・ヒル大学(NEHU)が予定されています。4日目はホストヴィレッジを訪ねるフィールドトリップに充てられており、ここでは参加者らが、素晴らしい風景をバックに地元の食コミュニティと交流、意見交換をするチャンスに恵まれることでしょう。最終日にはフードフェスティバルと閉会式を含むイベントが、シロンから25kmの距離にあるモーフランの聖なる森Mawphlang Sacred Grove)で行われる予定です。

11月3日(火)の開会式には、メーガーラヤ主席公使で同州の先住民ガロ・コミュニティ出身のムクル・サングマ(Mukul Sangma)氏の出席が予定されています。また、国際的に重要な先住民リーダーの面々、先住民の権利に関わる国連特別審査官 ヴィクトリア・タウリ=コープスVictoria Tauli-Corpuz)氏、国連先住民族問題に関する常設フォーラム 議長 ミルナ・クーニンガムMyrna Cunningham)氏、国際的ライター、活動家として著名なウィノナ・ラデューク氏の出席も予定されています。国際スローフード 創設者、会長であるカルロ・ペトリーニは、スローフードと先住民族による食の活動が、より適正で持続可能な農業の未来に向けてどのように協力し合えるかをスピーチすることになっています。

今年2月14日にローマでIFADにより開催された先住民フォーラムにおいて、カルロ・ペトリーニは次のように述べました「スローフードは、農業と食の生物多様性を、我らが地球と人類の未来を保証するためのツールとして保存しようとしました。しかし生物多様性の保護を、人々の文化的多様性や、各自の領土管理をする権利を保護することなく行おうとするのでは意味がないでしょう。人々がそれぞれの必要と判断に応じて作物を育てるため、あるいは狩猟や漁、採集を行うために自らの土地を管理する権利は、決して奪うことのできないものなのです」。

先住民テッラ・マードレ2015のウェブサイトはこちら: http://www.indigenousterramadre.org/shillong2015/

先住民テッラ・マードレ2015は、国際農業開発基金((IFAD)、クリステンセン基金、メーガーラヤ政府からの資金援助に心から感謝します。先住民テッラ・マードレ2015はまた、タマルペイトラストスウィフト基金アグロエコロジーファンドブレッド・フォー・ザ・ワールド、そして国際連合食糧農業機関(FAO)からの寄付にも深く御礼申し上げます。

テッラ・マードレは、スローフードにより2004年に発足した国際ネットワークで、持続可能な食生産に従事する163ヶ国からの小規模生産者らを結び付けるものです。この中に先住民テッラ・マードレ・ネットワークを構成する、372の土着の食コミュニティ41の土着プレシディオプロジェクトそして308の土着の味の箱船製品が含まれます。

より詳しい情報は : http://localhost/slowfood/international/149/indigenous-terra-madre-network

スローフードのウェブサイト上、‘先住民の声’のセクションに、世界の先住民のものがたりを見つけてください!http://localhost/slowfood/international/food-for-thought/slow-themes/260987 

より詳細を知るには、国際スローフード広報室へご連絡ください:

Paola Nano, +39 329 8321285 [email protected]

『スローフード』は、“おいしく、きれいで、正しい”食の哲学に賛同する数百万の人々を従える、158ヶ国以上からの情熱家、料理人、専門家、若者、生産者、漁師、学術関係者らから構成されるネットワークです。このうち10万人の会員が1,500のローカルグループに所属し、年会費を納めることで協会の資金運営に寄与し、各地で開催される数多くのイベントに参加しています。これら会員のほか、持続可能で小規模の農産食品生産に従事する2,000のテッラ・マードレの食のコミュニティがあります。

 

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